システムトレードには「メリット」もありますが、当然「デメリット」も存在しています。そこで、システムトレードのデメリットについて勉強してみましょう。
まず、「システムがうまく動かない」というデメリットが考えられます。システムトレードは過去のデータをもとに構築するのですが、実際の変動はあくまでも「未来」のものです。
したがって、過去のデータをもとに条件設定をしたものの、未来の変動ではそれが通用しないということがあるんですね。
つまり、設定した条件に一切当てはまることなく、「静かな時間がずっと流れるだけ…」ということがよくあるのです。
したがってそのような時は、多少危険ですが、思い切って条件設定を変えてみる必要があります。
また、システムトレードにも「勝ち負け」があります。システムトレードは、一定期間内の取引の「トータル」で、「勝ち分が大きいこと」を目標としています。
ところが、システムトレードを使い始めた頃に、運悪く「負け」が続いたとしましょう。
この時、システムトレードの内部では、「この数回の取引で負けが続いている。ここから挽回するためには、どのような取引手法が有効なのか…」と考えているのです。
ところが、そんなシステムトレードの気持ち(?)を知らずに、「負け続けているから使うのを止める!」とストップをしてしまうことがあるんですね。
このように、取引自体は無感情で行われるのですが、最終的な判断に関してはあなた自身が決めることであり、その気持ちが損益に表れることもあります。
また、たとえ優れたシステムが構築されたとしても、全員がそれを使えば効果がなくなってしまいます。
勝つ人がいる分だけ負ける人がいるのであり、負ける人がいる分だけ勝つ人がいる。これが投資の世界です。
したがって、「誰もが平等に勝てるシステム」というのは存在しておらず、どんなにすごいシステムでも、使う人数が増えれば効果も少なくなってしまうのです。
いかがでしょうか?システムトレードの活用を検討しておられるのであれば、せめてここで紹介したデメリットについても勉強しておいてくださいね。