「デイトレード」という言葉、今では知らない人の方が少なくなりましたね。ほんの10年ほど前までは、「デイトレード?何それ?」という人がほとんどだったのに、今では中高年以上の方でも知っている経済用語になりました。
さて「デイトレード」とは、読んで字の如く、「1日取引」ということになります。
つまり、「1つの注文を入れて、その日のうちに決済する」という取引のスタイルを意味しているのです。
このようなデイトレードの場合、ほとんど変動しない通貨よりも、大きく変動する通貨の方が取引に有利と言えます。
当然ですよね。変動しないのなら損失も出ないでしょうが、利益だって出ませんから。
そこで、出来るだけ変動幅の大きい通貨ペアを建てておきたいのですが、あまり変動幅が大きすぎるのも考え物です。
変動幅の大きい通貨というのは、日本円に対して取引量が少ない通貨のことを表します。
たとえば、米ドルなどは日本円との取引量が非常に多いため、変動も比較的安定していると言えるでしょう。
ところが南アフリカの通貨「ランド」の場合、日本円との取引量が非常に少ないため、変動幅が非常に大きくなってしまいます。
また、取引量が少ないということは、取引をしている人数も少ないことを意味しているため、「売りたい時に売れない」、あるいは「買いたい時に変えない」という、「スリッぺ」という現象が多く見られます。
これは困りましたね。デイトレの「極意」は、「わずかな利益でも売り抜ける」というものですので、「売りたい時に売れない」のではデイトレをする意味がなくなってしまいます。
したがって、あまりにも変動幅が大きい通貨は、逆に「デイトレに適していない」と言えるでしょう。
そこで、「変動幅は比較的大きいものの、取引量も比較的大きい」という通貨で取引をするのが、デイトレ派には向いていると言えるのはお分かりでしょうか?
このことを考えると、イギリスの通貨「ポンド」などはその典型と言えるでしょう。
また、オーストラリアの「豪ドル」なども適していると言えます。
いかがでしょうか?デイトレ派の皆さんであれば、「変動幅はそこそこ大きいものの、取引量も多い通貨を狙う」というのが大切な要素なんですね。