FX取引には、1回の取引の「間隔」によって、大きく3つに分かれます。まず、「24時間内」で注文と決済を繰り返す、「短期勝負」の取引のことを「短期トレード」と呼んでいます。
一方、「数日~1週間日程度」で取引を繰り返すことを「中期トレード」と呼んでおり、それ以上にわたって同じポジションを保有し続けることを「長期トレード」と呼んでいます。
では、まず「短期トレード」について、どんな人が短期トレードに向いているのかを勉強しておきましょう。ところで皆さんは、どれくらいの証拠金を預けておられるでしょうか?人によって異なると思いますが、初心者の皆さんであれば「10万円」が1つの目安になると思います。
少ない資金から始められるのがFX取引の魅力の1つなのですが、少ない資金だと、どうしても利益効率も悪くなってしまいます。
仮に利益率を「10%」と仮定した場合、10万円規模の取引なら「1万円」の利益、100万円規模の取引なら「10万円」の利益ということになります。
やはり、同じ利益効率を出せるなら、少しでも取引規模を大きくしておくことが大切なんですね。
そこで短期トレードの場合、同じ利益率でもその金額を大きくするため、「レバレッジ」を上げて取引する必要があります。
たとえば「レバレッジ10倍」を活用した場合、10万円の証拠金で100万円規模の取引が可能になるため、利益の金額も10倍ということになります。
しかし、レバレッジの倍率分だけリスクも増大してしまうため、「少し有利になったら、不利になる前に約定する」という「細かい取引」が重要なのです。
となると、やはりずっとパソコンの前に座って取引をする必要があるのはお分かりでしょうか?
「朝、高レバレッジで注文を入れて、夜に帰宅してからチャートをチェックする」という、サラリーマンの取引スタイルでは短期トレードは危険と言えるのです。
したがって、1日の中で多くの時間を取引に費やせる人、たとえばFX取引を専業にしたい人や、専業主婦の皆さんには向いていると言えるでしょう。
サラリーマンの皆さんのように、取引できる時間帯に制限がある人は、短期トレードではなく「中期~長期」のトレードの方が向いているのです。